発酵食品は、「酵母」「細菌」「麹菌」による発酵から作られます。
そのうち、3つの微生物を使い、複雑な発酵を経て作られる発酵食品は
「日本酒」「醤油」「味噌」「穀物酢」の4種類しかありません。
中でも酒粕には、多くの栄養素が含まれています。
発酵学の観点から見ても、酒粕はとってもスゴいのです。
資料:誠文堂新光社 図解でよくわかる発酵のきほん 東京農業大学教授 舘博 監修
水飯米と比較をしてみると、酒粕と米麹には多くの栄養素が含まれていることがわかります。
特に酒粕の赤字で示した成分は、数値の高い栄養成分です。
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食品成分 | 酒粕(100g当たり) | 米麹(100g当たり) | 水飯米(100g当たり) |
---|---|---|---|
エネルギー(kcal) | 227 | 286 | 168 |
水分(g) | 51.1 | 33 | 60 |
たんぱく質(g) | 14.9 | 5.8 | 2.5 |
脂質(g) | 1.5 | 1.7 | 0.3 |
炭水化物(g) | 23.8 | 59.2 | 37.1 |
食物繊維(g) | 5.2 | 1.4 | 1.5 |
ビタミンB2(mg) | 0.26 | 0.13 | 0.01 |
ビタミンB6(mg) | 0.96 | 0.11 | 0.02 |
ナイアシン当量(mg) | 5.3 | 2.8 | 0.8 |
葉酸(μg) | 170 | 71 | 3 |
パントテン酸(mg) | 0.48 | 0.42 | 0.25 |
ビオチン(μg) | ー | 4.2 | 0.5 |
カルシウム(mg) | 8 | 5 | 3 |
鉄(mg) | 0.8 | 0.3 | 0.1 |
亜鉛(mg) | 2.3 | 0.9 | 0.6 |
アミノ酸合計(mg) | 17000 | 5200 | 2300 |
フェルラ酸エチル(mg)※ | 1.3 | - | - |
エルゴチオネイン(mg)※ | - | 3.7 | - |
※森永製菓調べ
上記の表は日本食品標準成分表2015年版(七訂)です。
これは文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会から公表されている
食品の可食部100グラム当りに含まれる成分値をまとめたデータです。
森永甘酒の特長である香り豊かなコク深い味わいにマッチした国産の酒粕のみを厳選使用。
衛生管理が整っている環境で作られた安全安心の酒粕を使用。
米麹のやさしい甘さとほのかな香りが感じられる国産の米麹を厳選使用。
1969年に甘酒の製造販売を始めて以来、50年間、実績ある米麹を原料の一つとして継続使用。
たくさんの栄養素を含んだ酒粕と、自然な甘さを持つ米麹。
この2つの素材を組み合わせた甘酒は、
一度にその魅力を摂取することができます。
酒粕の深いコクと米麹のやさしい甘さが一つになれば、
新しい可能性が生まれます。