カカオ豆がココアになるまでの
れきしを知ろう!
カカオから作られる高級な飲み物
“チョコレート”の広まり
中南米のマヤ、インカ、およびアステカ族がカカオをさいばい。きちょうな飲み物として使っていたよ。また、つうか(お金)としても使われていたんだ。
スペインのきゅうてい※1で、飲み物としてチョコレートが広まったんだよ。
※1:国王が住んでいるところ
スペイン王女アンヌ・ドートリッシュがフランスのルイ13世とけっこん。国王のむすめはチョコレートがすきでよく飲んでいたから、けっこんさきにチョコレートの料理人もつれていったんだ。そのあと、ショコラ飲りょう(飲み物)はたちまちフランスきゅうていの流行になったんだ。
大昔はカカオがつうか(お金)として使われていたのはなぜだろう?
チョコレートの医学的効果発見、ココアのたん生
フランス・アカデミーのニコラス・メリーが医学的なチョレートのこうかをアピールしたよ。
フライ社がはじめて、食べるチョコレートである板チョコを発売したよ。カカオのペーストにさとうをまぜた固まりは食べると苦いものだったけど、これにココアバターをくわえたところ、苦味がうすめられたんだ。
当時チョコレートはなにをぼうしする飲み物とされていたんだろう?
ココア・ミルクチョコレート一般化と
日本での発売
キャドバリー社が、じゅんすいなココアを発売したんだ。
森永製菓が「森永ミルクココア」を発売したよ。
森永製菓のココアのれきしをしらべてまとめよう!
ヨーロッパではじめてカカオがつたわった国
スペインの
ココア事じょうを知ろう。
スペインは、南米からカカオ豆がさいしょに持ちこまれて、ヨーロッパの中ではじめてカカオがつたわった国だよ。1700〜1800年くらいから、ショコラーテが飲まれていたんだ。 ショコラ―テは日本で「ココア」とよばれているけど「カカオ」でも通じるよ。ショコラーテのき本ざいりょうはカカオとさとう。商品によってバニラのかおりを入れたりするのもあるんだ。“飲むだけ”の人も多いけど、チュロスというおかしをひたしてショコラーテを楽しむ人も多いよ。
ココアとカカオ、よびかたが国によってちがうのはなぜだろう?