健康マーケティング部
ゼリーカテゴリー担当
質の良い挑戦で、
森永製菓の歴史の先へ。

学生時代は、スポーツや健康分野に対する興味からスポーツ健康科学部に所属し、運動学や栄養学などを幅広く学んだ。高校までは部活動に打ち込んだが、大学ではより多くのことに挑戦したいと考え、カフェでのアルバイトやスポーツを通じた繋がりを企画する自治会活動にも注力。森永製菓への就職を決めたのは、「人の生活に関わる嗜好品ならば、より多くの人に価値を届けられる」という想いがあったからだという。
ウェルネスカンパニーの旗振り役として
現在、私は森永製菓のマーケティング本部の健康マーケティング部に所属し、inゼリーブランドを担当しています。この部署は、2030 年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わりを目指す森永製菓のビジョンを体現する中核的な存在として、その方向性を牽引する役割も担っています。森永製菓の代表的な商品であるinゼリーは、ゼリー飲料市場で約35%ものシェア(※2024年時点)を誇り、長年の技術による充実した栄養成分と飲みやすさの両立によって、他社にはない存在感を発揮しています。
私の主な業務は、「商品開発」「プロモーション企画」「スポンサー活動」「SNS運用」の4つです。商品開発では、既存商品のブラッシュアップと新商品の開発を行っています。マーケターとしてニーズの種を摘み、開発部門や製造部門を巻き込みながら実現の旗振り役となることが役割です。また、開発段階で作り上げたコンセプトやメッセージを基に、広告部と連携したプロモーション(テレビCMやリアルイベントなど)による商品価値の発信や、スポンサー活動ではスポーツチームに対し商品を通じたサポートをしながら双方のブランディング強化に努めるなど、幅広い仕事に携わっています。加えて、SNSでは季節やターゲットに応じたクリエイティブを制作し、ブランドイメージの向上に努めています。

正解のない世界で、人を巻き込むために
マーケティングの世界では「正解がない」という現実が常にあります。「自分が提案したものが最適だったのか」を常日頃考え続けることが、マーケティングという仕事の醍醐味ではないでしょうか。もちろん、様々なデータを基に論理的な根拠を作ることはできますが、それだけでは施策自体を推進できません。旗振り役として企画を進めていくために大切なのは、全体を巻き込む熱量やマーケターとしての意志。部署ごとに異なる目線を合わせるためには、根拠の先にある明確な方針や想いに巻き込んでいくことが必要です。そうした工程を経てようやく商品が世の中に出て、お客様の手に届いたときは、大きなやりがいを感じられます。SNSのトレンドに上がったり、身近な人から「CM見たよ」と言ってもらえたりすると、「自分の仕事が社会につながった」という実感を得られると共に、最後までやり抜いた喜びを感じます。

「質の良い挑戦」が、ロングセラーの先を生む
森永製菓の歴史には、多くのロングセラーブランドが刻まれています。それは先輩たちが積み上げてきた挑戦の成果であり、パイオニア精神そのものです。同時に、お客様のニーズが急速に変化する現代では、これまでの常識が通用しなくなることもありえます。こうした状況において、企業として「新しい挑戦を後押しする風土や環境」があることが、森永製菓のパイオニア精神の表れではないかと思います。
例えば、私たちマーケターには一人ひとりに裁量と責任が与えられており、私のような若手にもブランドの将来を左右する決定権が委ねられています。マーケティング部門のトップも「質の良い挑戦をしていこう」とチャレンジを後押しします。守るべきものは守り、変えるべきところを変えるために、何度も議論を重ねて進んでいく。そうしたブランドの集まりが森永製菓だと思います。質の良い挑戦を通じて市場シェアをさらに広げ、inブランドのさらなる価値向上に貢献できればと思います。

私が思う「就職先として見た際の、森永製菓の良いところ」
森永製菓にはいくつもの魅力があります。例えば、幅広い事業領域によって、広くお客様の生活を豊かにするチャンスがあること。そして、年齢や経験を問わず重要な役割を任せてもらえ、挑戦できる環境があることです。さらに、私が特に「ありがたい」と感じるのが、事業やブランド、職種の多様さによって様々なことを学べる点です。私自身、マーケティング部に所属する前は6年間営業をしていましたが、社内公募制度を活用して現在の部署にやってきました。自分の可能性が広がるだけでなく、自分の弱点に気づくこともでき、手を挙げて本当に良かったと思っています。幅広い事業領域を通して多くの生活に貢献し、その中で自分自身も大きく成長したい方にとって、森永製菓はとても良い環境ではないでしょうか。