⽣産技術職について
1899年の創業以来、
心と体をすこやかにする食を
創造し続けてきた当社。
そんな当社の要と言えるのが「生産技術職」です。
量産化と安定品質を担う
その存在について、ここではご紹介いたします。
森永製菓の生産技術職の使命
マーケティング部や研究所が開発した
商品コンセプトを基に“量産化する技術”を考案し、
安全・安心、同じ味、同じ品質で、
“大量に”全国のお客様へお届けする。

どれほど優れたコンセプトの商品でも、それを形にし、さらに量産化することができなければ、世の中には届きません。森永製菓の生産技術職が担うのは、まさにその点。マーケティング部や研究所が考えた商品コンセプトを基に、量産化するための技術を考案し、さらに量産化しても味や品質、安全・安心が損なわれないよう、様々な視点で検討をします。
その仕事は、まさに“夢を形にすること”そのもの。誰も見たことがない商品を広く世の中に届けるための橋渡しをする役割です。

森永製菓の生産技術職の具体的な仕事内容
生産技術職の仕事は、大きく製造現場(工場)と本社に分かれています。ここでは、それぞれの業務内容を簡単にご紹介します。いずれも、目的は「安定した品質で量産化し、世の中に森永製菓の商品を届けること」です。
製造現場(工場) | |
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オペレーター | 原材料投入/稼働状況の監視/製品検査/機械調整 |
生産管理 | 生産計画作成/稼働状況の管理/工程設計(新製品)/工程改善/工場内の調整役 |
設備管理 | 設備の維持管理/設備改善・更新/レイアウト設計/水・空調・排水処理、廃棄物管理 |
品質管理 | 原料検査/製品検査/防虫防鼠管理/お申し出品対応/品質改善 |
本社 | |
---|---|
生産統括 | 生産部門戦略立案・管理/生産管理/生産プロセス管理/原価管理/人材管理/品質管理/労働安全衛生管理/環境管理/CSR管理 |
生産技術 開発 |
生産ライン・設備・施設の設計・改善・更新/固定資産管理/DX化推進 |
調達 | 製造計画立案/需給計画・管理/原料・材料調達 |

森永製菓の生産技術職ならではのやりがい
当社の生産技術職には、どんなやりがいや難しさがあるのか?ここでは、実際に生産技術職として働く複数の現役社員にアンケートを取り、働く中で感じるやりがいや難しさをまとめました。
森永製菓だからこそ感じられる、生産技術職の特徴
森永製菓の生産技術職には、
それ以外にもたくさんのやりがいがあります。
ここでは、様々な社員から寄せられた、
当社の生産技術職の仕事の特徴や醍醐味をご紹介します。
誰もが知るロングセラーブランドを多数有するため、
伝統的な製法と最新の技術
に幅広く携わり、学ぶことができます。
菓子・食品・健康・冷菓と
多岐に渡る商品群に携わり、
幅広い製品・カテ
ゴリーの製造知識
を身につけることができます。
家族や友人をはじめとする身近な人たちから世界中の様々な方々まで、
多くのお客様を笑顔にする商品の製造
に直接携わることができます。
当社が扱う商品は、
どれも製造方法が重要
です。そのため、マーケティング担当や研究開発担当と共に、生産技術担当として商品の企画段階から製品に携わることができます。
スーパーやコンビニで、
直接製造に携わった商品が販売されている様子や、
お客様が商品を
手に取っていただ
いているシーン
を目にすることができます!
各部署と連携しながら一つの商品を作り上げていくため、
異なる想いや考えをまとめ上げていく
やりがいがあります。
新たな商品を企画する際は、
機械や施設など多額の投資を必要とする
場合があります。投資の提案時には担当役員や関係者の合意を得なければならないため、業務の難易度は高いですが、視野も広がりますし成長を実感することもできます。
当社は海外事業の拡大を目指しているため、
今後は生産技術職においても、海外をフィールドに活躍する場面が増えてくることが予想されます!
当社は新規事業開発部門を有しているため、
既存のカテゴリーや製品に捉われず、ものづくりのフィールドを拡大する
ことが可能です!
新商品の企画検討にあたり、最初に製造される場に携われることがやりがいです。そうして携わった新商品が、やがてスーパーやコンビニに並び、それらを手に取っている方々を見た際は「頑張って良かった」と喜びを感じます。
案件によっては、マーケティング部や研究所のこだわり、営業現場の運用等、関係する各部署で意見が異なる場合もあります。そうした声をまとめ上げて技術に落とし込んでいく作業は、難しくもあり腕の見せどころでもあります。
関係する各部署の意見を取り入れ、数値データを基に可能な限り取りまとめて最善の選択肢に集約していく作業は、大変な一方でやりがいになります。
製造ラインの運用やトラブル解消、改善といった日常的な作業に加え、“+α”の取り組みにやりがいを感じます。
例えば、生産工程の全体を把握したうえで生まれた「これをすることで生産性を向上させることができるのではないか?」というアイディアを実現することも、その一つ。企画立案を含めて簡単に実現はできませんが、その分、周囲を巻き込みながら運用までこぎつけることができた際の達成感は大きいです。
稼働率の向上やロスの低減など、工場のメンバーと一緒に取り組んだことが結果に結び付いた際にやりがいを感じます。
その一方で、本社と工場の間での課題認識に齟齬が生まれた時に、いかにベクトルを合わせるかことができるかは腕の見せ所です。3現主義(現地・現物・現実)を大切に、工場で打合せを行うなどして対応していきます。