私たちの体は、約20%がたんぱく質でできています。
たんぱく質は筋肉だけでなく、内臓や皮膚、髪の毛、爪など様々なカタチで体の中に存在しています。
たんぱく質は体を作る大切な栄養素です。
たんぱく質の摂取量は年々減少しており、この40年間で1日に約10g以上、たんぱく質の摂取が減少している事が分かります。体に必要なたんぱく質の摂取が年々減少している傾向は良い状況とは言えません。
たんぱく質が不足すると体に様々な悪影響が!
- 肌荒れ
- 髪や爪にダメージ
- 筋肉量が減り、
基礎代謝が低下 - 体力や免疫力の低下
- ✓ たんぱく質を適度に含む間食を摂ることにより、腹持ちをよく
- ✓ 肌や髪の栄養補給に
- ✓ こまめなたんぱく質補給で、筋肉が増えて1)代謝がアップし、太りにくい体質へ
たんぱく質の摂取量は、一般的に3食のうち夕食に偏りがちであり、朝食や昼食からは摂りづらいので、おやつなどでもこまめに摂りましょう。2,3)
【参考文献】
1) J Nutr. 2014 Jun;144(6):876-80
2) 東北女子大学・東北女子短期大学 紀要 No.55 : 74~79 2016
3) USDA Agricultural Research Service. Energy intakes: percentages of energy from protein, carbohydrate, fat, and alcohol, by gender and age, what we eat in America, NHANES 2009–2010. 2012. Available from: www.ars.usda.gov/ba/bhnrc/fsrg.
食物繊維は消化されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。
食物繊維は血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の正常化、便秘の予防をはじめとする整腸効果などの作用があります。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、食物繊維の目標量は、成人女性では1日あたり18g以上とされています。しかし、20〜40代女性の摂取量が不足しています。
食の欧米化や低炭水化物ダイエットブームなどにより、炭水化物の摂取量が低下しています。炭水化物には、糖質の他食物繊維も含まれているので、過度に炭水化物を減らすと食物繊維が不足してしまうこともあります。
食物繊維の積極的な摂取を心がけましょう。