ホットケーキ作りにおいては、第一に、その全工程に子どもが参加しやすいという特徴がありますので、子どもにとって調理をする上で全体を見通して計画を立てる力が必要となります。
また、作り方に従うとはいえ、どれくらい生地を混ぜればよいか、焼くときにはどのタイミングでひっくり返せばよいか、などを適切に判断していかなければなりません。
焼いている間、ちゃんと待っていなければならないという意味では自制心も必要です。
しかも大きさや形など自分の好きなように作れますし、ホットケーキの作りはじめからできあがりまでに形や香りの変化が体験できますから、創造する力にも影響を与える可能性があります。
ホットケーキをつくる過程での、
親と子の様々な心理的成長が育まれます!
親の育児力や協調力を育みます。
牛乳の量を量ったり、ホットケーキの焼け具合を考えたりなど、
分析力や判断力を育みます。
親子でホットケーキ作りを行うことによって、お子さんは「自分でホットケーキを作った」という成功体験により「自信」が生まれます。
そして、相談しながらホットケーキを作るので、「コミュニケーション力」が育まれ、「人と付き合う力」を身につけることが期待できます。
また、親御さんもお子さんに作り方のアドバイスをしたり、話しながらホットケーキを作ることによって、育児などに「自信」を得ることができます。
親子共同で調理して食べることは、親子間での「コミュニケーション力」を育み、親と子どもとの「コラボ力(育児力、協調力)」を高めるとともに、親子共々に「達成感・満足感(自信)」を得ることができます。
さらに、子どもにとっては、“親や誰かのために作ってあげたい”といった社会的志向が高まり、「社会的能力(人と付き合う力)」の養成が期待されます。