【1960年代】チョコボールが発売開始され、チョコボールの顔であるキョロちゃんが誕生した、1960年代!超ロングセラーのチョコボールの歴史をチェックエ!![1960年代の時代背景](images/1960/btn_timebg.png)
![チョコレートボール](images/1960/img_01.png)
1965年、「チョコボール」の前身である「チョコレートボール」が発売されました。パッケージにはキョロちゃんではなく、当時の人気アニメ『宇宙少年ソラン』のキャラクターのチャッピーというリスが描かれていました。
この商品はアニメの終了とともに、終了することとなりました。
![チョコレートボール](images/1960/img_02.png)
「ピーナッツボール」「チョコレートボール」「カラーボール」の3種類が発売され、パッケージにはキョロちゃんが初登場!しかしこの時はまだ商品名は「チョコレートボール」でした。取り出すとき、内側のサックを引き上げると横からクチバシが現れるパッケージでした。
![](images/1960/img_02-2.jpg)
![チョコボール](images/1960/img_03.png)
親しみやすさを出す為に、チョコレートボールを略して「チョコボール」に改名。ピーナッツ味とソフトキャラメル味の2種類展開。パッケージも、上部のサックを引き上げるとクチバシが現れるように改良されました。
![マンガのカンヅメ、おもちゃのカンヅメ](images/1960/img_04.jpg)
1967年、おもちゃのカンヅメの前身、まんがのカンヅメが登場しました。マンガのミニ本やおもちゃが入っており、今となっては森永製菓にも残っていない、超レア物カンヅメになっています。
そして、1969年には「おもちゃのカンヅメ」シリーズが正式スタート!第1号のカンヅメにはキーホルダーやミニそろばんなど、小さいおもちゃがたくさんつまっていました。
![豆トリビア:カンヅメではなく、キョロちゃんの形をした「まんがスタンプ」がプレゼントされていた頃のCMの1カット。まんがスタンププレゼント編](images/1960/img_05.jpg)
1967年、「チョコレートボール」が発売されたのを機に、ペギー葉山さんを起用したCMが初めて放送されました。「おもちゃのカンヅメ」の前身であるマンガのカンヅメもCMに登場。子ども達の注目を集めました。
【1970年代】スタンダードフレーバー“ピーナッツ”“キャラメル”が登場し、子ども達に愛されるお菓子として定着した1970年代クエッ!![1970年代の時代背景](images/1970/btn_timebg.png)
![1973年 1974年 チョコボール(ピーナッツ)(キャラメル)](images/1970/img_01.jpg)
1973年、チョコボールのレギュラーフレーバーとして、ピーナッツとキャラメルが選ばれました。チョコボールと言えばこの二本柱!この頃から現在まで愛されるスタンダードフレーバーとなりました。その後1974年には、上部のくちばしだけを起こすパッケージに変更され、この形が現在まで続いています。
![1973年 ウルトラマングッズ入り/1976年 玉手箱/1978年 たまごのたまご 豆トリビア:大きな卵の中に小さな卵がぎっしり!小さな卵を割るとスポンジ人形などのおもちゃが飛び出すびっくりカンヅメ。/1979年 おもちゃのカンヅメ](images/1970/img_02.jpg)
「ウルトラマングッズ」、「男の子用、女の子用」にわけた「玉手箱」、「たまごのたまご」など変わり種のカンヅメが続きましたが、1979年「おもちゃのカンヅメ」として再スタートしました。
1970年代初期からNHK「お母さんといっしょ」初代うたのおにいさんとして、子ども達から絶大な支持を得ていた田中星児さんをCMキャラクターに起用!コミカルなダンスとさわやかな笑顔で、チョコボールの美味しさ&楽しさを伝えました。「おもちゃのカンヅメプレゼント」編「たまごのたまごプレゼント」編「スタジオ」編など。
【1980年代】さまざまなおもしろカンヅメが登場し、はじめてCMにキョロちゃんが登場!キョロちゃんの知名度がぐっとアップした1980年代クエッ!![1980年代の時代背景](images/1980/btn_timebg.png)
![パッケージのエンゼルマーク](images/1980/img_01.jpg)
森永製菓のシンボルであるエンゼルマークがこの年リニューアルされました。リアルなイラストからシンプルなロゴマークに。
![1980年 おもちゃのカンヅメ’80、1981年 くるくるカン、1984年 くるくるカンリニューアル、1984年 びっくりカン ミラクルカン、1986年 のびのびカン、1987年 わくわくカン](images/1980/img_02.jpg)
くるくる回る絵合わせカンヅメや、鉛筆立てや貯金箱型など、中のおもちゃを取り出した後にも楽しいカンヅメが次々と登場しました。
![豆トリビア:「とんねるず」との初共演で、ついにキョロちゃんが主演に!このCMでキョロちゃんの知名度も一気にアップしました!](images/1980/img_03.gif)
1987年にはとんねるずがCMキャラクターに抜擢され、「クエックエックエッチョコボール~♪」のCMソングが初登場しました。
「かるがも」編、「自由の女神」編、「入場行進」編を放送。
【1990年代】おまけつきチョコボールや、新フレーバーいちごが発売され、一段と賑やかに楽しくなった1990年代。キョロの名前がパッケージに加わった年クエッ!![1990年代の時代背景](images/1990/btn_timebg.png)
![チョコボール「キョロちゃん」](images/1990/img_01.png)
「キョロちゃん」の名前がはじめてパッケージに印刷され、世間に広く知られるきっかけとなりました。
![チョコボールアイス](images/1980/img_04.png)
表面をチョコでおおったタイプとピーナッツをまぶしたタイプの2種類の味が楽しめるアソートのアイスとして発売されました。
![カラーボール](images/1990/img_02.png)
1967年に発売されたカラフルで楽しいチョコボールが長い時を経て再登場!また、新フレーバーとして、今では定番となった初代いちご味が登場。これ以降、さまざまなフレーバーのチョコボールが発売されるようになりました。
![1995年 キョロちゃんクラブ、1997年 キョロちゃんメイト、1999年 キョロちゃんショップ](images/1990/img_03.jpg)
色々なフレーバーが楽しめるだけでなく、かわいいキョロちゃんグッズがついてくるマスコットシリーズ。
1995年に「キョロちゃんクラブ」が発売されたのを皮切りに、「キョロちゃんメイト」「キョロちゃんショップ」と以降も続々発売される大人気シリーズとなりました。
![1991年 キョロちゃん大集合、1993年 男の子缶 女の子缶、1995年 小学生向けの丸缶 中学生向けの角缶、1997年 いちご缶(丸缶) ピーナッツ缶(角缶)、1999年 過去缶 未来缶](images/1990/img_04.jpg)
キョロちゃんが中身のおもちゃやカンヅメにも登場しはじめ、より楽しいカンヅメへと進化しました。
このころから、フタがかぶせ型になりました。
![1992年 クレクレ編、1992年 追いかけっこ編、1994年 ローラーブレード編、1994年 カラーボール編](images/1990/img_05.jpg)
1990年代にはすっかり国民的人気キャラクターへと成長したキョロちゃん。クレイアニメや着ぐるみなどの姿でたくさんCMに出演しました。1996年以降は、CGで作成されたキョロちゃんのCMもたびたび放送され、話題となりました。
![「キョロちゃんファンクラブ」](images/1990/img_06.png)
キョロちゃんファンのための「キョロちゃんファンクラブ」がスタート!キョロちゃん会員になると、キョロちゃんタウンの中で自由に遊び回ることが出来る、楽しいホームページがオープンしました。
【2000年代】いろいろなフレーバーのチョコボールが発売され、それに合わせてバナナキョロちゃんや天才キョロちゃんなど、様々なキョロちゃんが登場したクエッ!![2000年代の時代背景](images/2000/btn_timebg.png)
![さまざまなフレーバーのチョコボール](images/2000/img_01.jpg)
2000年以降バナナ、ビスケット、カフェオレ、スイートコーン、ミルク、牛乳プリン、ヨーグルトなど様々なフレーバーのチョコボールが発売されました。フレーバーに合わせて、様々なキョロちゃんが登場しパッケージを楽しく飾りました!
![大人向けの150円チョコボール](images/2000/img_02.png)
2005年には価格もサイズも大人向けの150円シリーズが登場!
いつものチョコボールとはひと味違ったフレーバーが続々と発売されました。パッケージも大人っぽいデザインになりました。
![大人向けのチョコボール](images/2000/img_03.jpg)
2007年には、「黒いチョコボール」「白いチョコボール」として、再び大人向けのチョコボールが登場。それぞれビターチョコレート、ホワイトチョコレートでコーティングし、しっかりと濃厚でキレのある味わいと、サクサクの食感が絶妙のバランスな大人のチョコボールに!デスクなどに置いてワンハンドで食べられるシックなデザインのパッケージが特徴です。
2008年には「黒糖ミルク」「塩バニラ」、2009年には「エスプレッソ味」「クリームチーズ味」と新たなフレーバーが登場しました。
![天才キョロちゃんチョコボール](images/2000/img_04.png)
脳の唯一のエネルギー源といわれるブドウ糖入りミルクチョコレートで、ざくざくパフをコーティング。
小腹が空いたらさくっと手軽に食べられるので、受験生の力強い味方に!
![2001年 太陽のカンヅメ・月のカンヅメ、2003年 夢カン、2004年 キョロカンピーナッツ・キョロカンいちご、2006年 キラ☆キョロ缶キャラメル・キラ☆キョロ缶ピーナッツ、2007年“発売40周年記念”黄金のキョロ缶、2007年 大人のカンヅメ くつろぐ自由時缶・はたらく仕事時缶、2008年 魔法缶・冒険缶、2008年~2009年 大人のカンヅメ記憶缶](images/2000/img_05.jpg)
ブック型、キョロちゃん型など、従来のカンヅメにとらわれない形で登場しました。2007年にはWEB限定で大人向けのカンヅメが初登場、2008年には大人のカンヅメ第2弾として600個限定の「記憶缶」が登場し好評を博しました!
「巨大キョロちゃん編」「キョロファクトリー」編「帰ってきたミルク」編など、2000年に入ってからも、キョロちゃんがCMで大活躍!バラエティ豊かな姿でお茶の間を魅了しました。
![2001年 巨大キョロちゃん編、2009年 キョロファクトリー編](images/2000/img_06.jpg)
![キョロスク](images/2000/img_07.png)
森永製菓の本社があるJR田町駅に2003~2006年限定でオープンしたキョロスク。
キョロちゃんのイラストで彩られたお店の中には、通常のキヨスクに置かれている品物の他に、キョロちゃんグッズも並んでいました。
![キョロちゃん夢ファンタジーミュージカル](images/2000/img_08.jpg)
キョロちゃんが主役の、応募による招待制イベント「キョロちゃん夢ファンタジーシアター」が2003年夏に初めて行われました。2006年より「夢ファンタジーミュージカル」へとパワーアップ!ファンの間にも浸透し、夏の恒例行事となりました!
【2010年代】パッケージ&ホームページがリニューアル!キョロちゃんズが結成され、更に盛り上がりを見せる2010年代クエッ!![2010年代の時代背景](images/2010/btn_timebg.png)
![新デザインのチョコボール](images/2010/img_01.jpg)
キョロちゃんの表情がかわいい5種類のパッケージデザイン。以降、パッケージはいつも5種類で展開しています。
![チョコボール<いちご味> ハッピーチョコボール入り](images/2010/img_02.png)
かわいいイラストをプリントした「ハッピーチョコボール」が大好評!いちご味限定で入っていました。
![“キョロちゃんズ”](images/2010/img_03.jpg)
チョコボールのマスコットキャラクター、ピーナッツキョロちゃん、キャラメルキョロちゃん、いちごキョロちゃんの3人組ユニット「キョロちゃんズ」が2013年3月、チョコボール誕生から46年をむかえ、ついにデビューしました! キョロちゃんズとして初めてチョコボールのパッケージにも登場しました。キョロちゃんズのこれからの活躍に期待!
![2010年 宇宙缶、2011年 地球缶、2012年 NEWキョロ缶、2013年 おでかけキョロちゃんズ缶](images/2010/img_04.jpg)
2010年に登場した宇宙をテーマにした宇宙缶は、おもちゃのカンヅメ史上初の強力アイテムが入っていたらしい…?翌2011年には地球をテーマにした地球缶が登場しました。前年登場の宇宙缶も引き続きプレゼントされ、どちらか選べる嬉しいアイテムとなりました。
また2012年には「NEW キョロ缶」として大人気のキョロちゃんの形のカンヅメがまる~いカラダで再登場!もちろん中身も充実!
そして2013年、キョロちゃんズを初めてモチーフにした「おでかけキョロちゃんズ缶」が登場!持ち運び可能なカンヅメです♪
![2013年キョロちゃんズ編](images/2010/img_05.jpg)
2010年には、とんねるずが出演したCM(1987年)のはんにゃバージョンが放送され、子ども達の人気を集めました。
そして2013年キョロちゃんズがクエクエおどりを披露するCMがスタート!元気いっぱいに踊るキョロちゃんズに注目です。
![キョロちゃん夢ファンタジーミュージカル 10回目記念特別公演](images/2010/img_06.jpg)
チョコボール発売45周年、更に2003年の「キョロちゃん夢ファンタジーシアター」から10回目を迎える記念イベントとして行われました。
夏休みに全国23会場で約5万人の親子が招待されました。