楽しい気分や、嬉しい気分を増幅させてくれるのはもちろん、忙しい時や余裕がない時、
ちょっぴり気分を変えたい時にも、そっと寄り添ってくれるおやつをお届けします。
このおやつについて
こだわりの鹿児島県産のさつまいも原料で作った、冷凍スイーツ。
焼き芋ペースト、さつまいも蜜、
芋麹、焼き芋パウダーを使って、
丁寧に作りました。
鹿児島生まれの麹菌が、
焼き芋のでんぷんから自然由来の甘さをぐっと引き出してくれました。
濃密な甘さとねっとりほくほく食感で、さつまいもの素材感に溺れる
スイーツです。
開発したのはこんな人 !
授乳中のおやつに食べていた焼き芋からヒントを得て、今回のスイーツを開発しました。「誰かに甘えちゃいけない」「一人でがんばらなきゃ」と思い込みがちなときも、濃厚なさつまいもをひとくちを食べると、ほっくりやさしさに包み込まれ、さつまいもが育った大地に思いを馳せながら、自然の甘みに癒されていました。
そんな癒しと、ひとくちで感じられるちいさなしあわせをみなさんにお届けしたい !という思いから、プロジェクトメンバーを集い、みなさんとその体験ごと共有できるイベントを通しながら開発を進めていきました。
ついつい頑張りすぎちゃうみなさんに、「ほっくり時間」をお届けできたら嬉しいです !
森永製菓 研究員 鈴木みく
2005 年
株式会社東ハトに入社 ビスケットの商品開発に携わる
2012 年
森永製菓株式会社に入社 研究所キャンディグループで主にキャラメル関連の商品開発を担当
2015 年
研究所直販プロジェクト「森永新研究所」で東京ピーナッツマニアの開発に携わる
2017 年
第一子出産のため産休・育休に入る
2019 年
復帰後、さつまいもおやつの研究を行う
このスイーツができるまで
今回の冷凍スイーツの原点は、授乳中のトラブルでした。助産師さんからのアドバイスで、おやつはだめだけど、さつまいもなら食べていいよと言われたことがきっかけで「さつまいもの素材感溢れる、これまでにないスイーツを作ろう」と思い、育児休暇中にも構想を広げていました。
研究を進めていくうちに"おやつ"という商品だけではなく、育児中におやつがくれた「ほっくり時間」をみなさんにお届けしたいと思うようになり、今回はOUR TeRaSu という仕組みを通して、みなさんと一緒に共同開発をさせていただきました !
OUR TeRaSu は、つくる人と食べる人が一緒になって一つのテーブルを囲みながら、何かを学んだり、手を動かしてみたりしながら、体験を共有し、わきあいあいとおしゃべりをしていく場です。
今回は、オンラインイベントという形で、みなさんとたくさんの試食をしながら感じ方の違いを楽しんだり、この商品開発に込められている想いや、育休中に実際に経験したことなどをたくさん共有したりさせていただきました。
イベント中、「誰に、どんなシーンで食べていただき、どんな気持ちになってほしいか」についてもみなさんと一緒に考えていきました。「育児中の息抜きに片手でぱくっと」、「残業終わりに疲れた体を癒してOFF モードにしたい」、「夫婦で夜にちびちび食べたい」などなど、それぞれが日常のなかでほっくりするワンシーンを思い浮かべていただきました。
さらに、開発会議に参加してくださったみなさんとは、一緒に商品名を考えたり、デザインの一部となるハンコををお芋でつくっていただいたりと、さまざまな体験を一緒にさせていただきました。
こうして決まった商品名「日常芋飯事（にちじょういもはんじ）」は、「日々のありふれたこと」を意味する常用句・日常茶飯事のアレンジ。みなさんの日常生活に寄り添うおやつでありたい、心ほっくりする時間をこのスイーツとともに過ごしていただけたらうれしいという、思いが込められています。
