プロテイン(protein)とは日本語でタンパク質を表します。
食品でいうと肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などに含まれており、普段の食事から摂取できる栄養素です。
タンパク質は筋肉だけでなく、内臓や皮膚、髪の毛、爪に加えて、ホルモンやヘモグロビンなど、様々なカタチで身体の中に存在しています。日本では、タンパク質を主成分にした栄養補助食品を、主にプロテインと呼んでいます。
タンパク質の摂取量は年々減少しており、
この25年間で1日に約10g、タンパク質の摂取が 減少している事がわかります。
カラダに必要なタンパク質が年々減少している傾向は良い状況とは言えません。
タンパク質はカラダをつくる材料となる栄養素で、
食事から摂取する必要があります。
一日に必要とされるタンパク質が摂れているか
見てみましょう。
タンパク質はカラダをつくる材料となる栄養素で、
食事から摂取する必要があります。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で、
一日に必要なタンパク質量を年齢別に見てみると、
18~64歳では男性65g、
女性50gが推奨量となっています。
推奨量とは、健康な人を中心として構成される集団の
中で、大部分の人が不足しない量を示しています。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
12〜14歳 | 60 | 55 |
15〜17歳 | 65 | 55 |
18〜29歳 | 65 | 50 |
30〜49歳 | 65 | 50 |
50〜64歳 | 65 | 50 |
65〜74歳 | 60 | 50 |
75歳以上 | 60 | 50 |
タンパク質は筋肉や骨、臓器から髪の毛にいたるまであらゆるカラダづくりに使われる栄養素。
体重60kgの成人の体組成では、タンパク質は実に16.4%になります。
体の半分以上を占める水分を除くと、タンパク質の割合が多いことが分かります。
タンパク質はカラダのさまざまな機能に関わる欠かせない栄養素の一つです。
食事で摂ったタンパク質を利用して体内では新しいタンパク質が作り出され、体内で古くなったタンパク質は排泄されます。
タンパク質が不足すると、体内でタンパク質を作り替えることができなくなってしまいます。
筋量や健康維持のために自分に必要なタンパク質を摂取するのが大事です。
タンパク質は食事に含まれる栄養素であり、充分な食事をする事で補う事が可能です。
ただし、食事だけで充分なタンパク質量を摂取しようとする場合、気をつけたいポイントがあります。
プロテインパウダーを始めとする、
森永製菓のプロテインは脂質が少なく、
効率的にタンパク質を始めとする
栄養素を摂取することが可能です。
また、inゼリーのプロテインに至っては脂質ゼロ!
手軽に必要な栄養素を摂取できる有効なアイテムです。
プロテイン(タンパク質)には
さまざまな種類が存在します。
その中でも代表的なものが、
牛乳に含まれる「ホエイプロテイン」と
「カゼインプロテイン」、
そして大豆に含まれる
「ソイプロテイン」の3種類です。
ホエイ(乳清)は牛乳のタンパク質の一種で、牛乳タンパク質の約20%に値します。牛乳のタンパク質には必須アミノ酸がバランス良く含まれています。必須アミノ酸はヒトのカラダの中で作られないアミノ酸で、ホエイプロテインは必須アミノ酸のバランスの指標となる「アミノ酸スコア」が優秀です。液体のため、水に溶けやすい性質があり、ホエイの成分中には分岐鎖アミノ酸(BCAA)が多く含まれていることから、筋力や健康状態の維持が期待できます。
カゼインは「凝固するタンパク質」。牛乳から脂肪とホエイを取り除いた残りの不溶性固形成分で、牛乳タンパク質の約80%を占めます。ホエイプロテインと比べてカゼインプロテインはゆっくり吸収していきます。これは、長時間にわたって体内でアミノ酸を供給すると考えられています。
ソイ(Soy)とは「大豆」のことで、大豆には油脂のほか、タンパク質が約35%程度含まれています。ソイプロテインは、大豆から油脂を絞った後に、タンパク質を取り出したもので、植物由来の「大豆タンパク質」がたっぷり含まれています。植物性タンパク質でありながら、アミノ酸スコアも利用効率もタンパク質に負けていません。
腹持ちが良いので、ダイエット向きのプロテインと言えます。ソイプロテインを摂取しながら、筋トレやウォーキングなど適度な運動を行うことで理想のボディライン、筋力維持を目指すことができます。
種類 | 特徴 | 吸収速度 | 摂取タイミング |
---|---|---|---|
ホエイ | 吸収効率が高い | 速い | 運動後 |
カゼイン | 体内にタンパク質が 長時間補給される |
ゆっくり | 就寝前 |
ソイ | 健康維持におすすめ | ゆっくり | 朝食・運動後など |
プロテインには、
粉末タイプのほかにバータイプ、ゼリータイプ、
飲料タイプなど
さまざまな形状があります。
くちどけの良いベイクドチョコタイプ、ドライフルーツを加えたグラノーラ、サクッとしたウェファータイプなど、さまざまな種類があり、お菓子感覚で食べられることが特徴です。
飲み口が付いたパウチ包装に柔らかなゼリーが入っており、外出先でも飲みやすい形状が特徴。
タンパク質の摂取と同時に水分補給もすることが可能です。ゼリータイプや飲料タイプは、運動中や運動後の栄養補給にも活用しやすいです。
プロテインの種類が増えた中、
商品によっておすすめの飲用シーンが異なります。
飲用シーンを意識する事で、
効率的なカラダづくりをサポートします。
また、商品を選ぶ際は自分の目的に応じた
おすすめの飲用シーンを意識するようにしましょう。
一日に必要なタンパク質の量は、年齢や性別、運動量などによって異なりますが、厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準」を見てみると、18歳以上の男性の1日に必要なタンパク質推奨量は60gとなっています。
タンパク質60gと言うと鶏もも肉(皮つき)で350gの量ですが、激しい運動やトレーニングを行う方であれば、さらに多く摂取する必要があります。この量を食事だけで補うのは難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
食事だけでは補えないと感じる方も、プロテインをプラスすることで簡単にタンパク質を補えます。
減量中などは、運動に加えて「低脂質・高タンパク質」の食事が望ましいですが、脂質を控えようと思うと、タンパク質が不足しがちです。そこで活用したいのが、余分な脂質が含まれていないプロテインです。
森永製菓のinゼリープロテインなら、1袋で5gのタンパク質が摂取できて、脂質はゼロ※です。減量時の補食など、なるべくタンパク質のみを摂取したい方におすすめです。
筋肉トレーニングなどで傷ついた筋肉のリカバリーのために、タンパク質を充分に摂取したいものです。
タンパク質やエネルギー源となる炭水化物が不足していると、修復するためのエネルギーが足りなくなり、筋肉を消費してしまうという事態に陥ってしまいます。 トレーニング前後のプロテインはタンパク質不足に陥らないためにもおすすめです。
プロテインパウダーは、
水や牛乳をプロテインシェーカーに
溶かして飲む事をおすすめします。
また、味に飽きてしまった場合は、
100%のオレンジジュース等の果汁飲料に溶かしても
おいしく摂取できる商品もあります。
付属のスプーンで2~3杯分を1食分としているものがほとんど。
製品によっては1食分のグラム数が異なりますが、目安としてプロテイン15~30gを水や牛乳150~200mlに溶かして飲むことが多いと思います。
コップで溶かす際は、水や牛乳を先に注ぎ、後から粉を加えて混ぜることで、先に粉を入れるよりも比較的溶けやすくなります。
プロテインにはタンパク質のほか、炭水化物やビタミンなどの栄養素が含まれており、作った後に長時間置いておくと微生物が繁殖しやすくなります。
そのため作ったプロテインは作り置きせずにすぐに飲み切り、残った場合は廃棄しましょう。
水や牛乳だけでなく、ジュースやスポーツドリンク、豆乳など別のドリンクで割って味に変化をつけることができます。
【おすすめのアレンジ例】
プロテインパウダーは、
水や牛乳をプロテインシェーカーに
溶かして飲む事をおすすめします。
また、味に飽きてしまった場合は、
100%のオレンジジュース等の果汁飲料に
溶かしてもおいしく摂取できる商品もあります。
ヒトの身体はタンパク質で構成されていますが、生きる上で必要不可欠な栄養素は、糖質をはじめ、脂質やビタミン、ミネラルなど多岐にわたります。多くの栄養素を必要とするわけですから、必然的に食べるべき食品の数も多くなります。運動量が多い場合は、糖質やビタミンB群を増やしたり、逆に運動量が少ない場合は、脂質を控えビタミンやミネラル等を増やす等、食事も運動や生活と照らし合わせて変化させていきたいですね。
タンパク質はカラダづくりの元となる栄養素ですが、
タンパク質だけでは効率のよいカラダづくりは
実現できません。
重要な栄養素であるビタミンB群、
ミネラル類・糖質も意識しましょう。
ビタミンはタンパク質や糖質、脂質のようにカラダの材料やエネルギー源にはなりませんが、
これらの栄養素の働きをサポートします。
ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン)が欠けてしまうと
プロテインの働きが十分に行われないことになり、カラダづくりには必要不可欠な栄養素になります。
ミネラルは身体に微量しか含まれませんが、
生きる上で重要な働きをしていく栄養素です。
カルシウムや鉄分などもミネラルの一種となり、
合計で16種類も存在します。
ミネラルは体内で合成できない為、
食事での摂取が重要となりますが、カルシウムや鉄分
などは普段の食事で摂り切れていない事が現状です。
タンパク質が筋肉の原料となるのに対し、
糖質は筋肉のエネルギー源となる非常に重要な栄養素。
糖質が不足してくると、
体内はやっかいな問題が生じてきます。
というのも不足したエネルギーを補うために、
筋肉が分解されてタンパク質が
エネルギーとして使われてしまうからです。
このような事態を避けるためにも、
タンパク質と併せて糖質を
しっかり補給することが大切。
食事に加えてサプリメントを有効に活用して、
エネルギーを効率よく補給するようにしましょう。
プロテインパウダーは、
水や牛乳をプロテインシェーカーに
溶かして飲む事をおすすめします。
また、味に飽きてしまった場合は、
100%のオレンジジュース等の果汁飲料に
溶かしてもおいしく摂取できる商品もあります。
代表的なタンパク質源「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」のいずれも、タンパク質を補いたい場面で活用できることは
同じです。カラダへの吸収スピードは、ホエイは速やかであり、カゼインとソイはゆるやかだといわれています。
運動後のカラダのリカバリーのために、タンパク質を速やかに補給したい場合などはホエイが活用しやすいです。
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プロテインにはタンパク質以外の栄養素も配合されています。配合されている栄養素は製品によって異なり、鉄やカルシウム、ビタミンB群、ビタミンCのような、ミネラル・ビタミンが含まれています。不足しがちな栄養素をプロテインから摂取することもできます。
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プロテインには水や牛乳に溶かす粉末タイプのほかにも、さまざまな形状のものがあります。ゼリー飲料、プロテインバー、チョコなどより持ち運びしやすく摂取しやすいものもあります。形状によって味わいや食感が異なるため、自分好みのプロテインを選べます。
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プロテインパウダーは、
水や牛乳をプロテインシェーカーに
溶かして飲む事をおすすめします。
また、味に飽きてしまった場合は、
100%のオレンジジュース等の果汁飲料に
溶かしてもおいしく摂取できる商品もあります。
【プロテインの特徴】
素早く吸収されるホエイプロテインと、ゆっくり吸収されるカゼインプロテインを配合。カラダづくりの効率を考えた時間差吸収であなたを手助け。
【プロテインの特徴】
「ホエイ+カゼイン+ソイ」の3つのタンパク質源を配合しています。素早く吸収されるホエイプロテイン、ゆっくり吸収されるカゼインプロテインに、植物性タンパク質のソイプロテインが健康維持にも役立ちます。
【プロテインの特徴】
プロテインの特徴:おいしく溶けやすい品質を実現。毎日続けられるプロテインを目指しました。タンパク質だけではなく、ビタミンCや鉄分など女性にうれしい成分を配合。
【プロテインの特徴】
大豆特有の香りや苦みが少なく、溶けやすく飲みやすいプロテイン。1回分でタンパク質が10g摂取でき、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB群も合わせて摂取できます。乳製品を使用していないので、乳糖不耐症の方でも気にせず摂れます。
【プロテインの特徴】
運動をする方の素早い回復とメンテナンスを支えるプロテイン。運動後に摂りたい糖質とタンパク質を3:1の比率で摂れます。ビタミンC、糖質・タンパク質の働きに必要なビタミンB群(7種類)、グルタミンを含んでいます。
【プロテインの特徴】
子供に不足していると思われるタンパク質、カルシウム、鉄分の3つを含むプロテイン。素早く吸収されるホエイプロテインとおだやかに吸収される大豆プロテインで、補給と腹持ちの両方をかねそろえています。プロテインが初めてのお子様でも飲みやすいココア味です。
【プロテインの特徴】
1本でタンパク質8g、鉄7mg、カルシウム530mgを補えます。ココア味のクリームとウェファータイプのバーなので、おやつ感覚でプロテインを摂取できます。
【プロテインの特徴】
1袋で5gのタンパク質を摂取できます。低糖質・脂質ゼロなので、なるべくタンパク質のみを摂取したい方におすすめ。
【プロテインの特徴】
1袋で15gのタンパク質を摂取できます。手軽に素早く15gのタンパク質を摂取できます。
【プロテインの特徴】
1本でタンパク質が16g摂れるチョコがおいしいプロテインバー。エネルギー代謝に必要なビタミンB群7種、タンパク質の働きを強めるEルチンも配合。
【プロテインの特徴】
糖質を抑えながら、1本で15gのタンパク質が摂取できます。また、食物繊維も6.9g含まれています。
【プロテインの特徴】
1本で植物性タンパク質を10g摂取でき、さらに脂質が少ないのが特徴。ザクザク食感を楽しみながらタンパク質を摂取できます。
【プロテインの特徴】
日中でもこまめにタンパク質を補給できるチョコタイプのプロテイン。1ポーション8粒入りで3gのタンパク質を摂取できます。
プロテインはタンパク質を含む栄養補助食品です。あくまでも食品ですので、運動をしていない方でも適量を摂取することは問題ありません。運動をしていない人でも、食事内容によってタンパク質が不足する可能性もあります。ご自身の食習慣などに合わせて適量を摂取してください。
【参考】
プロテインは運動しない人でも飲んでいい?プロテインを飲むことが体脂肪増加の直接的な要因になることは、ほとんどありません。プロテインはあくまでも食品ですので、エネルギー量や他の栄養成分の割合に注目して摂取することが重要です。
【参考】
プロテインを飲むと太るのか?適切な飲み方とは必要なタンパク質量は個人差があります。18~64歳では男性65g、女性50gがタンパク質の推奨量です。 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、タンパク質の目標量も示されています。タンパク質の目標量は、カラダに必要な摂取カロリーに対して13~20%となっていますので、必要な食事量に合わせて摂取量を検討しましょう。
【参考】
【タンパク質の必要量】タンパク質はどれくらい摂ればいい ?