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森永製菓独自素材“パセノール™”に関する研究成果
有効成分ピセアタンノールの体内吸収をさらに高める技術が
国際学術誌『Journal of Agricultural and Food Chemistry』に掲載

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2016年06月03日

 森永製菓株式会社(東京都港区芝、代表取締役社長・新井徹)では、健康分野における機能性素材の開発を推進してまいりました。その中でパッションフルーツの種子中にアンチエイジング機能を有する“ピセアタンノール(Piceatannol)”※1が豊富に存在していることを発見し、森永製菓独自の健康素材「パセノール™(アルファベット表記:Passienol™)」を2013年に開発しました。
 「パセノール™」の有効成分である“ピセアタンノール”は、アンチエイジング素材として注目されている“レスベラトロール(Resveratrol)”※2と非常によく似た構造であり、当社ではこれまでに体内吸収性に優れていることや心血管保護作用、皮膚老化抑制作用、長寿遺伝子誘導作用、血糖値降下作用、インスリン分泌促進作用などを明らかにしています。
 
 この度、「パセノール™」に関する新しい研究成果が、国際学術誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry」に掲載されました。
 掲載内容は、“ピセアタンノール”は“α-シクロデキストリン”と組み合わせてラットに経口投与することによって、体内へ速やかに吸収されること、また、長寿遺伝子誘導作用が認められている“ピセアタンノール”の代謝物“イソラポンチゲニン(isorhapontigenin)”が血液中により多く認められることを示したものです。さらに、この現象は“α-シクロデキストリン”による“ピセアタンノール”の水溶性向上と消化管内移動促進作用によるものである可能性を示しました。
この研究成果は、「パセノール™」の様々な健康機能をさらに高める他、幅広い技術開発に応用できる成果です。

 当社では、今後も独自素材「パセノール™」の機能性を利用した製品開発をさらに推進していきます。
 

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