













「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓が2008年から続けているチョコレートのサステナビリティ向上を目指す活動です。
チョコレートの原料「カカオ」が作られる赤道近くの国々。
それらの国々では、十分な教育環境が整っていない、経済的な自立が難しく子どもが働かざるを得ない、などの問題もあります。
「1チョコ for 1スマイル」は、ガーナなどカカオの国の未来を担う子どもたちの教育環境の改善や児童労働問題への取り組み、
またカカオ農家の収入向上に向けた取り組みを、商品の売り上げの一部などを使って支援しています。
⽀援活動のパートナーは、国際NGO プラン・インターナショナルと日本生まれのNGO ACE(エース)です。
森永製菓では、日本のお客様にもカカオ産地の課題を知ってもらい、一緒に考え、行動していただくことが大切と考えており、
年間を通して行う寄付に加えて、お客様の商品購入やキャンペーンへの参加などのアクションが寄付につながる、
お客様参加型の支援活動を実施しています。
「チョコレートを食べる人も、カカオの国の子どもたちも、みんなの笑顔を未来につなぎたい。」
それが森永製菓の想いです。
※2020年時点、ガーナでの児童労働者は77万人







たくさんのご協力ありがとうございました。
※プラン・インターナショナルとACE(エース)による支援実績を合算した数字です
パートナーへの寄付を通じて、カカオ産地を支援しています。

プラン・インターナショナルは、世界80カ国以上で活動する国際NGOです。

ACE(エース)は世界の児童労働問題の解決をめざす日本生まれのNGOです。
それぞれのパートナーの主な支援内容は以下の通りです。
プラン・インターナショナル

- 教室の建設と教室備品(机や椅子、黒板など)の提供
- 児童、教師、保護者への月経衛生管理を含む衛生知識に関するトレーニングの実施
ACE(エース)

- 児童労働モニタリングシステム、学校運営委員会の活動支援
- コミュニティ活動計画やコミュニティ規則の作成
- 学校環境改善、学校給食等の実施支援
- カカオ農家へのカカオなどの栽培研修による収入向上支援、若者の就業支援

支援活動パートナー
プラン・インターナショナル


実施期間:2023年6月~2024年5月
実施地域:グアテマラ共和国 アルタ・ベラパス県サンタ
・カタリーナ・ラ・ティンタ市サミラI 村

多くの住民はカカオ栽培などの農業で生計を立てていますが、収入が少なく、厳しい生活を送る住民が多くいます。小学校の就学率は約82%ですが、中学校に進む子どもは少なく、経済的な理由が大きな壁となっています。特に女の子は家事の負担が重く、十分な教育を受けにくい状況です。

- 教室の建設
ソーラーパネル設備のある1棟2教室を建設しました。 - 教室備品の提供
机・椅子43台、椅子8脚、黒板、モニター、プロジェクター、学習用タブレット端末40台を提供しました。 - ジェンダー平等と教育の重要性の意識啓発活動
児童、教師に向け、ジェンダー平等と教育に関するトレーニングを実施しました。保護者向けには、意識啓発ワークショップを行いました。 - 数学と読解力のトレーニング実施
教師、児童に向け、数学と読解能力を伸ばすためのトレーニングを実施しました。

保護者や地域の住民とともに教室を建設。

新しい教室で学習用タブレットを受け取った女の子。

サミラ I 小学校の保護者124人が参加したワークショップ。

ソーラーパネルを備えた教室が完成し、子どもたちが安心して学べる環境が整った。
机や椅子、モニター、プロジェクター、学習用タブレット端末等を提供し、テクノロジーを活用した学習環境を整備。
子ども、教師、保護者へのトレーニングを通して、ジェンダー平等と教育の重要性について意識啓発をすることができた。
タブレット端末を活用した数学と読解力向上プログラムの導入、新たな学習方法の展開。

支援活動パートナー
ACE(エース)


実施期間:2023年9月〜2024年5月
実施地域:ガーナ共和国 アハフォ州アスナフォ・サウス郡

カカオ農家は、暮らしは安定している家庭もあれば、不安定な家庭もあります。収入が不安定な農家では、家族全員が農作業を手伝うこともあります。特に、ガーナ北部からの移住労働者の家庭では、引っ越しを繰り返すことが多く、子どもたちは宗教や言語の違いから新しい学校に馴染めず、通学をためらうことも少なくありません。

- 児童労働者の特定や保護
世帯登録による児童労働者の特定や、家庭訪問、見回り活動を行いました。 - 学用品の提供
66人の子どもに学用品一式を提供しました。 - 学校給食の支援
水~金曜日の給食をプロジェクトを通して支援しました。 - カカオ栽培研修の実施
約40人の主に女性カカオ農家に、複数作物栽培を推進するために、稲作の研修を実施しました。また、農薬の適正使用についても理解促進に取り組みました。

給食を食べる子どもたち。この日のメニューはお米とトマトシチュー。

稲作研修に参加する女性たち。講師の指導のもと、コメの種まきを学びました。

地域の大人たちが集まり、人身取引問題について話し合う様子。

27名の児童労働をしている子どもを発見し、就学を支援できた。
57~66%から、98〜100%に改善(2024年4月時点)。
1名の子どもを人身取引から救済し、家族のもとへの帰還を実現した。
1チョコ for 1スマイルは、年間を通じてカカオ産地を支援しています。
2024年度に実施した主な取り組みは以下の通りです。
- 年間を通して行う寄付
- SNSやイベントでカカオの国について学ぶと寄付に繋がるキャンペーン(8月~9月)
- おかしプリントと連携した対象商品1個につき1円を寄付するキャンペーン(11月~2月)
- 森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)と連携したキャンペーン(1月~2月)
- 森永チョコレートなどの対象商品1個につき1円を寄付するキャンペーン(1月~2月)
- サンシャインシティの飲食店とコラボした1食につき10円を寄付するキャンペーン(1月~2月)


限定商品のラインアップを見ることができます。
当時小学生だった子どもたちも大学生や社会⼈に成長しました。




