「マンナボーロ」商品の自主回収についてのお詫びと経過のご報告
お客様各位 平素は弊社商品をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。
6月28日にお知らせいたしました、焼き菓子「マンナボーロ」で発生した商品への異物混入に関しまして、お客様ならびにお取引先様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
本件につきまして、調査結果と今後の対応について以下の通りご報告いたします。
今後このような事態が発生することがないよう、品質管理体制の一層の強化に全力を挙げて努める所存でございますので、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
■調査結果について
・お客様からお申し出のあった異物を弊社ならびに外部の専門事業者にて検査したところ、異物は小動物(ネズミ)のフンであることがわかりました。
・お申し出品と同日の製造品について、微生物検査を実施いたしました。
一般生菌数は弊社基準値内であり、食中毒の原因となるような菌(大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌・サルモネラ属菌)は検出されませんでした。
・製造工程を確認したところ、菓子を製造している協力会社(株式会社西村衛生ボーロ本舗 本社工場)にて、小動物が生息していた痕跡が確認されました。
一方で、包装を行っている協力会社ではそのような痕跡は一切なかったことから、菓子製造会社にて混入したものと特定いたしました。
なお、菓子製造会社では「マンナボーロ」以外の弊社商品は製造しておりません。
これまでのところお申し出は1件で、「マンナボーロ」による健康被害は確認されておりません。
本商品の製造は、全て休止し、所管の保健所へ届出をしております。
■今後の対応
本商品の製造・販売の再開については、未定です。
弊社は、安全・安心の確保を最優先に商品を製造しております。
防鼠においては、専門事業者の指導のもと、万が一にも製造工程に侵入することの無いよう対策を行っております。
協力会社に対しても品質管理方針を共有し、弊社担当者による定期点検等を行い、安全・安心の確保に努めておりましたが、今回の事態に至ったことについては、協力会社に対する管理等、弊社の対応に不十分な点があったと言わざるを得ず、大変重く受け止めております。
今後は、専門事業者の指導を一層仰ぎながら、点検時の立会い人数を増やす等の方法の見直し、および製造可否判断基準の厳格化といった基準の見直し等を実行し、品質管理のさらなる強化を図ってまいります。
<お客様へのお願い>
お手元に対象商品がございましたら、誠にお手数ではございますが、お客様相談室までご連絡ください。
◆回収対象商品についてのお問合せ先
『森永製菓お客様相談室』
●お電話:フリーダイヤル 0120-560-162
受付:月曜日~金曜日(祝日を除く) 午前10時~午後4時
●メール:ホームページの「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
https://morinaga-faq.dga.jp/
2024年7月9日
森永製菓株式会社