コンプライアンス
コンプライアンス推進について
森永製菓グループは、「コンプライアンスはあらゆる事業活動において、全てに優先する課題である」との意識のもと、2001年度に「森永製菓行動憲章・行動規準」を制定しました。2008年度には「森永製菓グループ行動憲章・行動規準」に改定し、グループ共通のコンプライアンス経営体制をとっております。
当社グループでは、「コンプライアンス規程」を制定するとともに、森永製菓代表取締役社長が委員長を務める「コンプライアンス委員会」を設置し、コンプライアンスに関する方針の策定・見直しや活動状況のモニタリング等を実施するなど、コンプライアンス経営の構築や推進を行っています。コンプライアンス違反事案が発生した場合には、社内規程に基づき、処分や処罰を含め、厳正に対処しています。そして、贈収賄を含む腐敗等の不正行為やハラスメント、差別等の人権に関する事案を含めた様々なコンプライアンス違反関連の通報およびコンプライアンスについての相談が可能な窓口として「ヘルプライン」を設置しております。ヘルプラインへの通報・相談については、秘匿性が担保されており、通報・相談によって不利益を受けることはありません。また、匿名での通報・相談も可能です。ヘルプラインの窓口は、森永製菓総務部、森永製菓常勤監査役、労働組合、外部弁護士の4カ所で相談窓口を設けており、腐敗防止を含むコンプライアンス違反の根絶に向け努めております。
コンプライアンスの意識の向上に向けて
森永製菓グループでは、コンプライアンス風土の浸透・定着を図るため、「森永製菓グループ行動憲章・行動規準」を各事業所にてパネルで掲示するとともに、冊子やカードを全従業員に配布しています。
コンプライアンス意識の向上のため、新入社員研修、新任管理職研修等の階層別研修において、コンプライアンス研修を実施するとともに、本社・各事業所での研修を継続して実施しています。
腐敗防止の取り組みとしては、「森永製菓グループ行動憲章・行動規準」の中で、国の内外を問わず贈賄・違法な政治献金や接待を行わないことを明記するとともに、「贈収賄防止方針」を制定し、社内掲示等による周知を図っております。また、コンプライアンス研修においても、腐敗・贈収賄の防止について、従業員の注意喚起を行っております。
また、毎年、国内グループ会社で働く全従業員を対象に、コンプライアンス経営の浸透、定着度の把握を目的としてコンプライアンスアンケートを実施し、行動規準や行動憲章を意識した行動ができているか、その他コンプライアンス上の問題がないかをモニタリングしております。その結果をコンプライアンス委員会において経営層に報告し、検討を経ることで、森永製菓グループのコンプライアンス状況の把握や今後の対策に生かす実効性レビューを行っています。
コンプライアンス研修の実施状況
森永製菓グループでは、2023年度、新入社員研修等の階層別研修に加え、各社・各事業所において各種のコンプライアンス研修を、以下のとおり実施しました。