支援活動報告

カメルーン共和国

プラン・インターナショナル(2014年~2016年)

活動内容

2016年6月までに校舎×2棟・トイレ×2棟建設完了しました。

建設業者を選定

プロジェクト関係者とプランが、公正かつ厳正な審査を行い、校舎とトイレ建設を請け負う建設業者を選定しました。

プロジェクト管理委員会メンバーの選出

各コミュニティでミーティングを開催し、ゼン地区長、コミュニティのリーダーたち、コミュニティ開発委員会や PTA メンバー、児童会メンバー、プランのエンジニアなどが参加しました。また、各コミュニティで女性3人、男性5人、女の子と男の子各1人の計10人をプロジェクト管理委員会メンバーに選出しました。同委員会は、建設工事の円滑な進捗を促進していくほか、建設工事完了後も安全な学習環境の維持について児童や住民たちを啓発する役割を担っています。

プロジェクト管理委員会メンバーを含むミーティング参加者たち

建設工事

2015年11月から各校において、校舎1棟(2教室)と男女別トイレ(2基)の建設を開始しました。工事の進捗が順調だったアッシラ公立小学校では2016年5月中旬に、エバシ公立小学校では6月中旬にすべての工事が完了しました。

図面を見ながら建設予定地を確認する建設業者とプラン職員(エンジニア)

ゼン地区アッシラ公立小学校の校舎

校舎の基礎部分を掘削
セメントブロックを成形中
躯体部分に、屋根の下地工事を進める業者
完成した校舎

ゼン地区アッシラ公立小学校の男女別トイレ

校舎の基礎部分を掘削
屋根設置前のトイレ棟
屋根を設置途中のもうひとつのトイレ棟
完成したトイレ

メンガン地区エバシ公立小学校の校舎

プロジェクト実施前の仮校舎。悪天候の中では授業を行うことは困難でした。

躯体工事を終え、屋根設置に入る前の段階
清潔で明るい校舎が完成

メンガン地区エバシ公立小学校の男女別トイレ

雨どいから雨水をタンクに貯めて、トイレの給水に活用
男女別トイレの側面外観

教室備品の支給しました。

各校の新設した校舎に、児童用の長いす50脚ずつ、教師用の机といすを2セットずつ支給しました。

教室に設置された児童用の長いす
(アッシラ公立小学校)
納品されたばかりの児童用の長いすと教師用の机
(エバシ公立小学校)