2019年6月にプロジェクト関係者のスタートアップワークショップを実施しました。子どもたちを含むコミュニティ住民、プロジェクトを管轄する行政担当者など約70人が参加し、子どもたちは絵描きやゲームを行いました。

2教室、校長室および倉庫の建設について入札公告を掲示し、​応札した建設業者より適切な業者を選定し、契約書を締結しました。

2020年3月には2教室、校長室および倉庫の建設が完了！
5月には地方行政の代表者、コミュニティ代表、プランの活動地域事務所長、子どもたちの出席のもと、引渡式を開催しました。
なお、新型コロナウイルス感染症の状況に配慮し、人数を制限して実施しました。

2020年1月から工事を継続し、3月には男女別トイレと井戸が完成。
それに伴い、水管理委員会を組織し、維持管理のトレーニングを実施しました。

戸棚3つ（2教室に各1つ、教師用1つ）、教師用机といす2セットを支給し、2教室には机と一体型のいす80脚、校長室に戸棚1つ、いす１脚、机１つを支給しました。
​5月​には1年生から6年生の学年別の本（算数、英語、フランス語）864冊、運動用品（高跳び・縄跳びロープ2セット、ふえ2個、巻き尺2個、体操着上下16セット、ストップウォッチ2個など）を支給しました。

2019年10月​、地方行政関係者の出席のもと、会合を2か所で開催しました。171人（女性13人、男性60人、女の子51人、男の子47人）が参加し、特に女子教育の重要性に関する話し合いを実施しました。女の子の教育を阻む原因や弊害（早すぎる結婚や妊娠、男の子と比べて低い就学率、出生登録の有無など）、および教育が女の子自身や家族にもたらす効果などについて活発に語り合いました。

2019年9月から行政関係者と会合を行い、行政の責任範囲について合意しました。
また、バンドンゴエ小学校の教師3人と近隣の学校の教師7人の合計10人（うち女性4人）が2日間のトレーニングに参加し、児童参加型指導方法について学びました。

2019年9月から12月​にかけて、トレーニングの実施に向けて行政関係者と内容の確認を行いました。​

2020年3月​には新型コロナウィルス感染症の影響により、当初予定していたトレーニングを延期しましたが、​5月からは​新型コロナウィルス感染症の感染予防のための衛生啓発活動に変更し、行政から技術的なサポートを受けて活動を実施。住民たちが新型コロナウィルス感染症と正しい手洗い方法などの予防について学びました。
それに伴い、手洗いキット（蛇口付き20リットルバケツ150個、マスク150枚、石けん300個）をコミュニティの150世帯に支給し、​学校の児童用に洗って再使用可能なマスク1,623枚を購入し配布しました。