支援活動報告

フィリピン共和国

プラン・インターナショナル(2009年~2010年)

活動内容

親・教師・住民・子どもたち、みんなでスタート!
2009年1月、現地での活動がスタートしました。

はじめに、プロジェクトの準備です。
プロジェクトを実施する、4つの小学校(ソーン小学校、トゥガス小学校、カサバハン小学校、バクラヤン小学校)のお父さん・お母さん・先生・地域住民の会(PTCA)のみんなで、このプロジェクトを円滑に進めるための話し合いを行いました。教師トレーニングや教材、教室の備品や乳幼児保育についても話し合いました。

また、プロジェクトの計画段階から子どもたちの参加を促進する為に、子どもたちが参加するワークショップも各小学校で開催されました。
子どもたちは、自分達が希望する教室の色、レイアウトなどを話し合って、その意見を元に専門家が設計を始めました。
いよいよ実現に向けてスタートです!

親・教師・地域住民の会(PTCA)へのオリエンテーションの様子。プロジェクトの実施に向けて、参加者の意欲が高まりました。

各校で行われた子どもたちのワークショップの様子。みんな幸せそうに、希望する校舎の色やレイアウトについて意見を出し合いました。

現地からの声をおとどけ!

新しい教室ができるなんてとっても嬉しいです!私は今年卒業してしまうけど、これからみんなが新しい教室で授業を受けられるようになってよかったです!

ニーニャ・メアラちゃん6年生/バクラヤン小学校

子どもたちが、机や椅子の揃った明るい学校で勉強できるようになるのが夢でした!壊れかけた校舎での授業はいつか終わりにしたいと思っていましたので、夢が叶って本当に嬉しいです!ありがとうございます。

ロドラ・ナプロ先生/ソーン小学校

今回のプロジェクトの対象に選ばれたことを心より感謝いたします。5年生用の教室が建設され、学年ごとに1つずつ教室を使えるようになります。生徒たちは快適な環境で授業を受けられ、教師たちもよりよい授業ができるようになります!

マリリン・ボロメオ校長先生/トゥガス小学校

新しい教室ができれば、より多くの子どもたちが毎日学校に行くことに興味を持つようになり、勉強にも力が入ることでしょう。雨の日でもこどもたちがぬれることなく授業が受けられるようになるので、親たちも安心です。

ロベルト・カナヌア会長/村長、親・教師・地域住民の会