2009年~現在
ガーナのココア生産量は、世界第2位。日本に輸入されるカカオの7割以上が、ガーナ産です。
小規模の家族経営のカカオ農園が多いガーナでは、子どもたちがカカオ生産に必要な作業を担うことも少なくありません。また、収穫数が少ないためにわずかな収入しか得られません。
そのため、教育を受ける機会が欠如したりと悪循環が広がり、学力が低い水準にとどまっている深刻な問題をかかえています。
このような悪い環境のため、子どもたちが勉強に集中できず笑顔が減りつつあります。
畑の上手な活用がなされていないため、収穫数が減り収入が少なくなってしまっています。
こうしたことから十分な栽培が行えず、必要な量のカカオが栽培できなくなっています。
先生の数が足りず、教室も十分ではなく、子どもたちが勉強に集中できる環境が十分ではありません。
1 チョコ for 1 スマイルの寄付は、「教育支援」プロジェクトのモデルを、周辺地域にも広げていくための支援に使用します。
子どもたちの基礎学力の向上を優先目的として、ボランティアメンバーによる地域の見回りや、親たちへの教育に対する意識の向上を図ったり、住民集会を開いて話し合ったりします。
子どもたち自身の啓蒙を行います。
子どもたち自身が子どもの権利クラブを学校で立ち上げ、自分たちで問題を話し合うよう、教育を行っています。
収入の基盤を支え、自立するための支援を行います。 カカオ生産を軌道に乗せるために専門家の指導を仰いだり、小規模ビジネス支援のために、貯金をすればお金を借りられる仕組みを作ったり、教育のためには無利子で費用を貸し出したりしています。