基本的な考え方

世界人口が増加する中、フードロスの削減は世界的課題となっており、食品企業の一員として真摯に取り組む必要があると考えています。当社グループは、その第一歩として原料の受け入れ、製造、物流・納品までに発生するフードロスの削減について長期目標を設定しました。今後は、消費段階についても検討を進めるとともに、食品廃棄物の発生を抑制しながら、リサイクル率の向上やフードバンクへの寄贈など、食資源の循環・有効利用を推進していきます。

フードロス削減: 長期目標

2030年目標

原料受け入れから納品(流通)までに発生するフードロスを70%削減

  • ※1国内グループ連結
  • ※2原単位[年間フードロス量(t)÷年間製造重量(t)]
  • ※32019年度比
  • ※4発生した食品廃棄物のうち、飼料化・肥料化など、食資源循環に戻すものを除き、焼却・埋め立て等により処理・処分されたものを「フードロス」と定義

食品廃棄物排出量削減の取り組み

フードロス削減目標の達成に向けて、継続的な生産性向上活動や工程ロス削減等の本来業務の改善により、食品廃棄物排出量削減に取り組んでいます。

食品廃棄物リサイクルの取り組み

工場では廃棄物の「発生抑制」に努めていますが、発生した食品廃棄物は主に、飼料化、肥料化、及びメタン発酵原料等に利用することでリサイクルしています。製品廃棄物等は、その特性から、リサイクルが困難な部分もありますが、フードロス削減目標の達成に向けて、今後も製品特性に合わせた食品廃棄物再生業者の選択等を実施し、リサイクル化を推進していきます。

フードロス削減に向けた外部との連携・取り組み

国連食糧システムサミットへのコミットメント

森永製菓グループは、農林水産省を通じ、2021年9月に開催された国連食料システムサミット(Food Systems Summit:FSS)への支持を表明し、持続可能な開発目標の達成に向け、コミットメントを提出しました。
今後、当社グループは、国連食料システムサミットで掲げる持続的な食料システム、特に「自然に対してポジティブな生産を十分な規模で促進」 および「食料消費の持続可能性の実現」に貢献するため、温室効果ガス排出量削減、持続可能な原材料調達の推進およびフードロス削減に取り組みます。

国連WFP協会 ゼロハンガーチャレンジへの寄付

国連WFPは、飢餓ゼロを目指して活動する国連唯一の食料支援機関です。
認定NPO法人国連WFP協会は「食品ロス削減の取り組みで、途上国の子どもたちに給食を届けよう!」をコンセプトとした、「ゼロハンガーチャレンジ 食品ロス × 飢餓ゼロ」キャンペーンを実施しています。このキャンペーンではすべての人が食べられる世界「ゼロハンガー」を目指し、皆さんの「食品ロス削減」の取り組みを、飢餓に苦しむ途上国の子どもたちの学校給食支援につなげています。
森永製菓は、2020年度より、このキャンペーンへの寄付を実施しています。

大阪府食品ロス削減ネットワーク懇話会への参加

大阪府は、「大阪府食品ロス削減推進計画」に基づく施策およびそれに関連する事項について、食品製造業、食品卸売業、小売業・外食産業等の事業者や、消費者、行政など多様な主体の取組状況等の成果を検証し、より効果的な手法等を検討することを目的として、食品ロス削減ネットワーク懇話会を設置しています。
森永製菓は、2021年度より、「大阪府食品ロス削減推進計画」に賛同し、「令和3年度 第1回食品ロス削減ネットワーク懇話会」に出席しました。懇話会では、流通上での食品ロス削減をテーマとした営業現場の課題を共有しました。今後は、具体的な食品ロスへの行動に関して当社の取り組み事例を紹介していく予定です。

持続可能なバリューチェーンの実現

関連情報