サステナビリティ・アドバイザリーボード

設置の目的と運営

当社グループは、急激に変化する外部環境や多様化するステークホルダーのニーズを適切に把握・対応し、サステナブル経営の質を向上させることを目的として、2022年4月にESG委員会の諮問機関としてサステナビリティ・アドバイザリーボードを新設しました。社外からは、SDGsビジネスやESG投資、ダイバーシティ等を専門分野とする有識者3名の方々に参画いただき、当社グループの戦略や取り組みについて助言・提言をいただいています。当社グループからは代表取締役社長のほか、経営戦略部・サステナブル経営推進部の各担当取締役、サステナブル経営推進部長である執行役員の4名が出席し、様々な意見交換を行っています。
いただいた助言・提言を、今後の施策・取り組みに反映していくことで、サステナブル経営を着実に推進するとともに、当社グループの持続的成長と企業価値向上を実現していきます。

2022年度 第2回開催

主な議題

1. ダイバーシティ推進について

2. 森永製菓グループ統合報告書2022における
 「心の健康」について

3. 非財務情報開示について

1. ダイバーシティ推進については、人的資本に関する情報開示が充実している点を評価していただきました。今後に向けて、シニア人材の活用や従業員の正規・非正規の賃金格差の課題について議論を行いました。

2. 森永製菓グループ統合報告書2022における「心の健康」の定義については、ポジティブ心理学等をベースによく定義されていると評価していただきました。また、現代社会において、企業として「心の健康」に取り組む重要性について意見交換を行いました。

3. 非財務情報開示については、TCFD提言におけるシナリオ分析・対応策の検討を継続して行うことが重要であるということ、また、人権デュー・デリジェンスについても、その推進・情報開示の重要性についてご意見を頂きました。

2022年度 第1回開催

主な議題

1. 森永製菓グループ統合報告書2021および
 2030経営計画について

2. 非財務情報開示について

3. ダイバーシティ推進について

1. 森永製菓グループ統合報告書2021については、投資家に向けてわかりやすく制作されている点や、「心・体・環境の健康」というキーワードに共感できるといった点を評価していただきました。一方、2030ビジョンについては、ウェルネスカンパニーへの生まれ変わりに向けた取り組みをより具体化すること等、改善に向けたご意見をいただきました。

2. 非財務情報開示については、TCFD提言や人的資本に関する開示要請等、近年の情報開示に関する潮流について国内外の最新の情報を提供していただき、議論を行いました。

3. ダイバーシティ推進については、関連する国際基準や、グローバルな観点でどのような配慮に取り組んでいくべきか等について、アドバイスをいただき、意見交換を行いました。

森永製菓グループのサステナビリティについて

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